常念山脈(長野) 常念岳(2857m) 2019年9月7日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 1:16 駐車余地−−1:24 林道終点−−1:35 山の神−−2:11 大滝−−2:50 笠原沢−−3:14 胸突八丁−−3:33 最終水場−−4:12 常念乗越−−5:06 常念岳 9:01−−9:30 常念乗越−−9:51 最終水場1−−10:05 胸突八丁−−10:12 笠原沢−−10:42 大滝−−11:03 古池−−11:09 山の神−−11:18 水浴び 11:32−−11:33 林道終点−−11:38 駐車余地

場所長野県安曇野市/松本市
年月日2019年9月7日 日帰り
天候快晴、弱風
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場一ノ沢林道沿いに数か所に分散し駐車場、駐車余地あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望文句なしの大展望
GPSトラックログ
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コメント台風接近前だが好天が予想されたため常念岳へ。南風が入るので空気の透明度は期待できないと予想したが想定外の好展望で、奥日光の山々を長時間見ることができた




駐車余地出発 林道終点のトイレ
山ノ神 古池
大滝 笠原沢
胸突八丁 胸突八丁上部から見た安曇野の夜景
最終水場 常念乗越
常念小屋の光 先行する登山者
三股分岐。この辺からライト不要に 日の出前の常念岳山頂。数人のみ
常念岳山頂から見た日の出 常念岳山頂から見た鉢盛山の反射板
常念岳山頂から見た蝶ヶ岳へ続く稜線 常念岳山頂から見た蝶ヶ岳ヒュッテ
常念岳の影が映る 山頂の気温は約+8℃。高い
常念岳山頂から見た槍ヶ岳 常念岳山頂から見た穂高岳山荘
常念岳山頂から見たヒュッテ西岳 常念岳山頂から見た富士山
常念岳山頂から見た白山。大キレット越しに見える 常念岳山頂から見た水晶岳と薬師岳山頂手前
常念岳山頂から見た北穂高岳 帰りの常念岳は賑わっていた
常念岳山頂から見た奥日光〜足尾山塊(クリックで拡大)
常念岳山頂から見た南〜西の展望(クリックで拡大)
常念岳山頂から見た西〜北の展望(クリックで拡大)
常念岳山頂から見た北〜東〜南の展望(クリックで拡大)
常念岳山頂から見た南アルプス(クリックで拡大)
常念岳山頂から見た八ヶ岳
常念岳山頂から見た富士山と御坂山塊
常念岳山頂から見た裏銀座
常念岳山頂から見た大天井岳と立山、剱岳
常念岳山頂から見た立山、剱岳
常念岳山頂から見た針ノ木岳、蓮華岳
常念岳山頂から見た燕岳
常念岳山頂から見た後立山
常念岳山頂から見た頚城山脈、北信の山々
下山開始 山頂を振り返る
ウラシマツツジが紅葉中 トウヤクリンドウ
常念小屋が見えてきた もう9時過ぎなのでテントはほとんど無い
傾斜が緩む 常念乗越。槍ヶ岳とはここでお別れ
常念岳を振り返る ヤマハハコ
イワツメクサ オトギリソウ
アオノツガザクラ オヤマリンドウ
カニコウモリ ミヤマアキノキリンソウ
最終水場 ミヤマトリカブト
ハクサンオミナエシ ソバナ
胸突八丁を見上げる
シシウドに似ている ハンゴンソウ。キオンと見分けがつかないが葉が違う
ゴマナ サラシナショウマ、オオバショウマ、イヌショウマのどれか
キオン ヤマハッカ
山ノ神 支流で水浴び
林道終点。タクシーが次々とやってきた 駐車余地到着


・長い「夏休み」が終わって最初の週末は台風が来る直前だが、北アルプスは直接の影響は無さそう。ただし南から湿った風が入る気圧配置で、山頂の展望が期待できるか微妙であった。しかし久しぶりの中5日の体力休養期間で体力は100%回復したはずで、比較的きつい常念岳を目指すことにした。

・金曜日は好天だった影響か、金曜夜の一ノ沢ルートの駐車場は結構入っていたが、最も林道終点に近い駐車余地を確保することができた。空の星は見えなかったが、夜中には満天の星空が広がった。

・今回も山頂で日の出を迎えるべく夜中1時過ぎに出発。おそらく遠方からやってきた登山者だろう、この時間に上がってくる車はあるが、すぐに仮眠に入り、他に歩いている登山者は無し。

・今週前半は雨が続いて登山道上の水も多い。歩くのに困るほどではなかったが。このルートは支流がいくつも流れ込むため、最終水場まで水筒は空のままでOK。最終水場で350ccの水を汲んだが、夜間登山のおかげでいつものようにほとんど消費しなかった。

・4時過ぎ常念乗越に達すると、常念岳へ登っている登山者の光が数個見えている。テント場もいくつか活動中。7月下旬ならもう明るくなって小屋泊の登山者も多く見かけるが、今の時期は日の出までまだ1時間以上あって、小屋前にほぼ人影(ライトの光)無し。槍ヶ岳山荘、ヒュッテ西岳、北穂高小屋の光は見えた。

・稜線に出たらもしかしたら風が強いかと思ったが、そんなことは無かった。ただし、風向きは南のはずで、ここは山の北側だから風を感じないだけかも。

・5日間の体力充電期間があったので常念乗越到着時でも疲労感皆無。常念岳への急な登りも一定ペースで歩き続けられた。先行者までかなりの距離があったはずだが、いつの間にか追いつき追い越した。それでも山頂到着時に数人がいた。山頂の気温は約+8℃と、この時期にしては高かった。南風の影響だろう。

・山頂では南寄りの風が吹いていたがそれほどの強さではなく、日が高くなってからはほぼ無風。展望は予想に反して最高レベルで、東には奥日光がくっきり! 日が上がってからも長時間見えていた。南アルプスは中央アルプスに隠れてしまう深南部の黒沢山まではっきりと見えていた。久しぶりに南側の雲海が無かったので、御坂山塊や阿寺山地も。帰宅後に写真を見たら三ッ峠山の電波塔群がはっきりと写っていた。信州/西上州境界付近は雲海でよく見えず。両神山の頭だけがかろうじて見えていた。

・東の雲海は低く、今日は志賀高原の山々が広範囲に見えていた。頚城山脈や北信の山々も。ただし戸隠の山々は妙高山に重なってしまい判別困難。

・遠くが良く見えるのだから近場の北アの山々は当然ながらくっきり。稜線に雲がかかる山は皆無。木曾御嶽も久しぶりにきれいに見えていた。

・あまりに展望が良く4時間も山頂に滞在。これだけ長居したのは初めてかも。それほど素晴らしい天気だった。

・下山開始後は、下る人、登る人とも多かったが、当然ながら土曜日の今日から入山する人が多いため、登りが圧倒的に多かった。真夏より気温が下がったとは言っても日が高くなると暑く、登りはきついだろう。

・林道到着直前に樹林で見えない箇所まで支流を下って水浴び。今日はパンツまで脱いで素っ裸で水浴びして体の隅々まで汗を洗い流した。さすがに水は冷たかった。

・林道の駐車余地はすべて埋まっているかと思いきや、意外に空き空間あり。私が車を置いた場所も空きがあった。もうお昼近いため、下山してきた登山者を乗せて下っていくタクシーが多かった。私のように駐車箇所まで歩く登山者も多かった。

・下山後、電池の充電等のため荷物の仕分けをしたらLEDライトが無いことが発覚。山頂で落としたらしい。実は何年か前にも常念岳でLEDライトを紛失した経験ありで、なぜかここでライトを落としやすいようだ。

・今回はこのまま次の山へ向かう予定でライトが無いと困るため、下界に下りてライト調達へ。しかし立ち寄った店には単4電池×3個使用のライトしかなく、私には過剰装備+余分な重さで、購入に躊躇。その後数か所立ち寄っても状況は同じだったが、大町市街手前のホームセンターで単3電池1個で動く機種をやっと見つけることができた。ただし、私が実際に使うのは単4充電池+単3化アダプタだが。以前と同じメーカの製品だが、前の機種より明らかに小型、軽量化されている。ライトの明るさもアップしているようだ。実際に夜に歩いて使ってみたら問題なかった。昔の機種はザックに入れていると勝手にスイッチが入って電池が消耗しているときがあったが、新しい機種はスイッチが入りにくいように改良されていたので、おそらく同様の問題は発生しないだろう。

 

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